キャサリン・ブリッグス |
『妖精Who’s Who』 (ちくま文庫 1996年11月刊 原著刊行1990年) |
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ケルトの妖精について知りたいとなると、キャサリン・ブリッグスに頼るのが手っ取り早い。御大である。もうお亡くなりになったけど。少し整理が行き届いていない感触もないではないのだが、この本も結構詳しい。民俗学者らしく、こういう素人向けの本にもきっちりと説話・昔話を紹介してくれてるのが嬉しいとこである。レッドキャップは知ってても、ブルーキャップなんて知らなかったしなぁ。 「アイルランドでは、集団で暮らす妖精は緑の上着を、1人で暮らす妖精は赤い上着を着ている」 おお。 メモ程度に付け足す。本書に収められる妖精のタイプは、とりあえず、ボーグル、ボガードなどの「人間の近くで暮らすタイプ」(シーリーコート、アンシーリーコートと2つに分けても良い)、セルキーやマーメイドなどの「海で暮らすタイプ」、エルフやディナ・シーなどの「妖精界の住人」(ティル・ナ・ノーグ系の話)、アハ・イシュカや黒妖犬などの「動物妖精」に大別できる。 (1999.5.23) |
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